昨年は当日棄権のマユリカ 漫才新人賞決定戦の出番トップにガックリ

「マユリカ」の阪本(左)と中谷

お笑いコンビ「マユリカ」(阪本=31、中谷=31)らが8日、大阪市の読売テレビで行われた「漫才Loversスペシャル!第10回漫才新人賞決定戦」決勝戦抽選会に登場した。

昨年の同大会では、中谷が新型コロナウイルスの濃厚接触者となったため、当日に棄権せざるを得なかった2人。その後、おはらいに行ったものの、買ったばかりの財布をなくしたり、自転車を盗まれたりとツイてない1年を過ごし、阪本は「地獄でした」と振り返った。

リベンジを期して出番の抽選に臨んだが、まさかの1番を引いてしまい「リベンジの思いは強くなっていたが砕け散りました」とガックリ。中谷が「去年のビスケットもトップから優勝してる」とフォローしても「トップでは無理です。そういうものです」とうなだれた。

2人が棄権した昨年の大会はNSC同期の「ビスケットブラザーズ」が制した。中谷が「仕事量が格段に増えてる。賞を取った人の影響力を間近に感じた。仲の良い同期なので悔しいし、並びたいのはある」と悔しさをストレートに吐露する一方で、阪本は「ビスケット―」の原田泰雅から「マユリカが棄権じゃなくても僕らが優勝でした」と舞台でイジられていることを明かし「ちょっとイラッとしてます」と原田の一面を披露。

同じく同期の「紅しょうが」稲田美紀も「原田はお金を持ったら人が変わるタイプだなと思った。私はお金を持っても私でいようと思った」とたたみかけ、笑いを誘った。

決勝戦の模様は28日午後3時から生放送(関西ローカル)される。

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