【全豪OP】錦織圭 15年全米OP以来の4大大会初戦敗退

錦織圭

男子テニス世界ランキング42位の錦織圭(31=日清食品)が8日、全豪オープン(メルボルン)の男子シングルス1回戦で同16位のパブロ・カレニョブスタ(29=スペイン)に5―7、6―7(4―7)、2―6のストレートで敗れた。

第1セットはブレークを許した後にブレークバックする一進一退の攻防が続いたが、サービスエースを5本決められるなど力でねじ伏せられた。

第2セットはネットプレーやサーブ&ボレーが光った。ファーストサーブ成功率も上向いたが、タフなカレニョブスタをなかなか崩し切れない。結局、タイブレーク突入の末にセットを落とし、絶体絶命に追い込まれた。

第3セットに入ると目に見えて疲れが出てきた。第2ゲームをブレークされ、2―5と敗色濃厚となった第8ゲームはネットプレーのミスを連発。最後はデュースの末に競り負け、万事休した。

新型コロナウイルス禍の異例の大会で復活を期したが、強敵相手に力及ばず。2015年の全米オープン以来となる4大大会初戦敗退となった。

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