小さなケーキ「プティガトー」のように仕上げた、かわいいサイズのチョコレートケーキ。 市販の生地を使用して、さらにテンパリングのいらないコーティング用のチョコレートを使用して、簡単におしゃれで美味しく仕上げました。 チョコ掛けでは、通常のように網にのせるのではなく、回転台とパレットナイフを使用して、ナッペの要領でチョコレートが薄くつくようにしています。 網に置いてチョコ掛けするなど様々試してみましたが、この方法が一番薄くきれいにチョコがつき、パリッふわっとした食感が楽しめました。 ポイントも一緒にご紹介しています。 バレンタインなどのプレゼントにもぴったりですよ。 バレンタイン おしゃれなお菓子レシピ特集はこちら 簡単手作り誕生日ケーキ特集ページはこちら
by Minamiさん
このレシピの材料
数量:5cmセルクル 4個分
冷凍スポンジ… 1台
チョコレート… 40g
生クリーム… 50ml
コーティングチョコレート… 100g
フリーズドライ ストロベリーピース… 適量
ピスタチオ… 適量
デコペン ホワイト… 1本
型と生地の準備
1.セルクルに高さ5cmにカットしたクッキングシートを入れ、巻いておく。 重なるくらいにしておくと、安心です。 (高さのあるセルクルがあれば、それを利用するとさらに◎)
2.ジェノワーズ(スポンジ生地)の上を薄く平らになるようにカットし、さらに横半分になるように2枚にカットする。
3.5cmのセルクルで4つ分ずつ、くり抜く。 大体の場所を軽く押して、印をつけておくとよい。
4.チョコレートを湯せんで溶かし、生クリームを少しずつ入れて、その都度なめらかにする。
5.生クリームを半分入れたら湯せんから外し、残りの生クリームを入れて、なめらかでツヤのあるガナッシュを作る。
6.セルクルにスポンジ生地を1枚敷く。
7.ガナッシュを1/4ずつになるように、入れる。
8.上にもう1枚のスポンジ生地をのせ、手袋もしくはラップなどを使って上から優しく押す。 冷蔵庫で1時間以上、冷やし固める。
9.コーティングチョコレートを湯せんで溶かしておく。
10.今回は、ケーキ回転台を使用。 (網のみでやるよりも、薄くチョコをまとわせることができるため) ☆写真では回転台を覆うように、ラップをかけています。 ラップは大きめにかけて、余った分を回転台の下に沿わせるように。 通常のナッペでは行いませんが、チョコ掛けのときは後片付けが楽になる点(←これが大きい) 途中でラップを付け替えると、きれいな状態で使えるという利点も。 ラップなしでも、もちろんOKです。
11.☆回転台がない場合などは、通常のチョコ掛けのように、網にのせてチョコ掛けしてもOK。 ケーキが小さいので、小さめのものがあると使いやすいです。 その場合は、チョコ掛けが厚くならないよう、上だけでもパレットナイフで優しく余分なチョコを落とし、網の端を持ってトントンと優しく落とし、チョコが付きすぎないようにしてください。
12.回転台の真ん中に冷やしておいたケーキを置き、クッキングシートをはがす。 中のガナッシュが溶けないよう、作業は1個ずつ行い、その都度冷蔵庫から出す。
13.1の湯せんしてあるチョコレートの入ったボウルについた湯を、キッチンペーパーなどできれいに拭き取り、ケーキの上にチョコをかける。 表面をパレットナイフで平らにし、側面にチョコを落とす。 (やや多めにかけるのがポイント) パレットナイフは、小さめのものがあると作業しやすいです。
14.横に流れたチョコは、回転台を回しながらパレットナイフを固定して、手早く塗る。 (ゆっくりやってしまうと、どんどんチョコが固まって、表面がデコボコしてしまうため、2回転程度で手早く行います)
15.パレットナイフをケーキの下に差し込むようにして、下に落ちた余分なチョコレートをとる。 (とったチョコレートは、ボウルに戻す)
16.きれいなパレットナイフなどを2本利用して、クッキングシートを敷いたお皿などに移す。 この一連の作業を4個分行う。 ※パレットナイフはキッチンペーパーなどで拭き取り、その都度きれいにしておくこと。 チョコレートは、すべての作業が終わるまで湯せんにかけたままにし、ケーキに掛けるときにはその都度、必ずボウルの底部分についた水分を拭き取ってから、チョコをかけるようにする。 コーティング作業が終わったら、冷蔵庫で表面が固まるまで冷やす。
17.チョコを冷蔵庫で冷やしている間に、ピスタチオを用意する。 170℃に予熱したオーブンにピスタチオを入れ、4分間程度ローストし、ナイフで刻んでおく。 (少し大きなものと細かいものがあるほうが、アクセントになってよい)
18.ホワイトチョコペンをマグカップなどを使って、湯せんで溶かしておく。 ドライストロベリーとピスタチオをそれぞれ小皿に用意しておく。 ここからは1つずつ仕上げていく。 チョコペンの先をカットして、ケーキの左半分に線を描くようにかける。 ホワイトチョコが乾かないうちに、上からドライストロベリーとピスタチオをのせる。
19.ケーキピックの先が入るように、ケーキの右側にナイフの先で斜めの穴をあけておく。 その部分にケーキピックをさして、安定させる。
20.それぞれ同じ作業を繰り返す。
21.チョコが乾いたら、ケーキトレーにのせて完成。
22.断面はこのように薄くコーティングされた外側のチョコレートがパリッと&中の生地がふんわり、ガナッシュの生チョコが濃厚で、おいしく楽しめる仕上がりです。