巨人・秋広優人が2戦7打数5安打の活躍 身長2メートルならではの広角打

猛打の巨人・秋広

巨人の身長2メートルのドラフト5位・秋広優人内野手(18=二松学舎大付)が11日、宮崎で行われた紅白戦に紅組「6番・三塁」で出場。初回、一死二塁で右前打、4回一死一、三塁では逆方向に左前適時打、7回には再び右前打と4打数3安打1打点の活躍を見せた。

8日の紅白戦と合わせ7打数5安打の大当たりにも秋広は「ヒットを打とうとしていないというか。自分がやるべきことをやろうと思いながら打席に立っている」と〝無欲〟を強調した。

逆方向の意識が芽生えたのは昨年夏。二松学舎大付・市原監督からのアドバイスがきっかけだった。「(市原監督から)『逆方向もいろんな角度を持って見ていけ』と言われて。それから逆方向のホームランが出た」(秋広)

広角への打ち分け以外にも器用さを誇る。「家庭科は(5段階評価中)なぜか4でした。(得意なものは)裁縫です。器用です」と若武者は胸を張る。スケールの大きさと器用さを兼ね備えた秋広が、巨人に新風を吹かせている。

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