巨人の2メートル男・秋広がナインを驚かせた潜在能力

巨人・秋広優人(右)

身長2メートルは伊達じゃない。巨人のドラフト5位ルーキー・秋広優人内野手(18=二松学舎大付)が7日、潜在能力の高さを見せつけた。

春季宮崎二軍キャンプの7日目を迎えたこの日は、一切バットを持たずに守備練習だけを行う“守備デー”。阿部二軍監督がキャンプ前から実施を宣言しており、ついに実現した格好だ。

内野ノックの際には、秋広も三塁で奮闘。身長2メートルの長身プレーヤーとは思えないしなやかな動きで白球を追った。そのポテンシャルの高さと可能性が見て取れたワンシーンがある。打球が三塁ベースに当たり、イレギュラーなバウンドで宙高く舞い上がったため、とっさにジャンプ。わずかに反応が遅れ、打球は顔の横を通過していったが、通常の選手であれば指先さえかすらない高さの打球を「よもや捕れたのでは」と思わせる動きを見せた。

これにはチームメートからも「あの高さでももしかして普通に捕れるんじゃね!?」と驚嘆の声が飛び、長身ルーキーも照れ笑いを浮かべていた。

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