香川真司の代表復帰に痛手! PAOK本拠地がコロナ禍で「都市封鎖」か

せっかく新天地が決まったMF香川真司だが…(ロイター)

元日本代表MF香川真司(31)が所属するギリシャ1部PAOKの本拠地テッサロニキが15日から都市封鎖されることになりそうだ。

地元メディア「IN PAOK」は11日、新型コロナウイルスの感染拡大により疫学者らがテッサロニキについて「普遍的なハードロックダウンを推奨する」との決定を下したと報じた。15日から学校を含めた関係各所を停止する予定で、近日中にも最終決定する見通し。パンヘレニック医師会も「私たちはより迅速な決定と予防が必要です」と提言していると伝えている。

すでにギリシャではコロナ禍により、リーグ中断の可能性が報じられているが、本拠地が〝封鎖〟となれば、PAOKが試合を開催するのは難しいとみられており、香川のパフォーマンスにも大きな影響は避けられない。加入後はサブながらようやく試合にも出始め、試合勘とともにチームとの連係も高まっている中、スタメン出場のチャンスが遠退くことになるためだ。

3月には日本代表が戦うカタールW杯アジア2次予選が再開する。2月中に新天地でスタメンの座を勝ち取れば、約2年ぶりとなる日本代表復帰の可能性もあっただけに、ロックダウンは、香川にとっては大きな痛手となりそうだ。

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