【WWE】仙女・里村がNXT初戦を圧勝 早期王座奪還を誓う

センダイガールズの里村明衣子はNXT初戦を圧勝を飾った(2021-WWE,-Inc.,All Rights Reserved.)

米WWEのNXT UKが配信され、日本女子プロレス界の横綱でセンダイガールズ(仙女)の総帥・里村明衣子(41)が初参戦を果たし、鮮やかに初戦を飾った。

「ファイナルボス」とコールされて登場した里村は、アイラ・ドーン(28)と対戦。里村にはとっては、2018年米WWE「メイ・ヤング・クラッシック(MYC)」以来のWWE参戦となった。

余裕満々の里村は、開始から迫力に満ち鬼のような形相を見せつつ重い重爆キックで圧倒。雪崩式脳天砕きでペースを奪った。相手の岩石砕きを浴びながらも強烈なDDT、側転式オーバーキックから、最後は必殺のスコーピオライジングで3カウントを奪い、初戦で圧巻の存在感を見せつけた。

試合をステージから観戦していたNXT UK女子王者のケイ・リー・レイ(28)は肩にベルトをかけつつ不敵な笑みを浮かべて里村の勝利を見届けた。ケイは実に2019年8月から同王座を保持する難攻不落の王者だが、仙女を限定参戦してロックダウン中の英国に渡ったからには、もちろん狙いは王座奪取しかない。

「今、英国に来ているということは王座を奪取する使命があるということ。ケイ、準備はできているからな!」と、里村は気迫十分の言葉で早期王座奪還を誓っていた。

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