【WWE】紫雷イオが王座防衛を予告「怖いどころか、楽しみで仕方ない!」

紫雷イオは、王座戦で激突するトニー・ストーム(右)とメルセデス・マルチネス(左)を挑発した。-((C)2021-WWE,-Inc.-All-Rights-Reserved.)

米WWE・NXTが配信され「NXTテイクオーバー:ベンジェンス・デイ」(14日)で、最大のライバル、トニー・ストーム(25)、メルセデス・マルチネス(40)とトリプルスレッド戦で防衛戦を行うNXT女子王者の〝暗黒の逸女〟紫雷イオ(30)が、不敵に王座防衛を予告した。

先週配信大会では挑戦者勢をムーンサルトで蹴散らしたばかり。メイン前に映像で登場したイオは「トリプルスレッドマッチ? 怖いわけないでしょ。怖いどころか、楽しみで仕方ないよ。私がNXT女子王者になった時も、あのシャーロット・フレアー、リア・リプリーとトリプルスレッドで戦って王者になったんだ。トニー・ストームはまだ王者にふさわしくねえんだよ」と悪魔のような表情で吐き捨てた。

2018年の女子トーナメント「メイ・ヤング・クラシック」決勝戦ではトニーに敗れているが、「あれから3年だよ。3年もたてば別人だよ」と、かつてのライバルを見下した。

また、もう一人の挑戦者マルチネスに対しても「このベルトを狙って20年も旅を続けてるみたいだけど、ずーっとずーっとお前の旅は終わんねえよ。なぜならイオ・シライがこのタイトルを守り続けるからだ!」と通告した。

トニーは「最終的に自力で王座挑戦の機会をつかんだ。イオはNXT女子王者、そしてメイ・ヤング・クラシック覇者だっけ? いや、それは私だった。私がいつも勝っているから、イオは私のことが好きじゃないんだよ。テイクオーバーでは私が王座を奪う!」。マルチネスも「王座は私の運命であり目標。王者としてリングを下りるのは私だ」と反論した。

メイン終了後、3人はステージでイオを中心に激しい舌戦を展開。いよいよ決戦へ待ったなしとなった。

「NXTテイクオーバー:ベンジェンス・デイ」は日本時間15日、WWEネットワークで配信される。

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