JPC鳥原会長 森喜朗会長辞任を受け「今回の事態は誠に残念なこと」

合同懇談会で辞任を表明した森喜朗会長(代表撮影)

日本パラリンピック委員会(JPC)の鳥原光憲会長(77)は12日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の辞任表明を受けて声明を発表した。

◇以下全文

森会長は、招致段階からオリンピック・パラリンピックを一体のものと位置づけ、大会成功に向けて大変大きな役割を果たしてこられただけに、今回の事態は誠に残念なことだと思います。

東京大会ビジョンの基本コンセプトの一つは「多様性と調和」であり、共生社会を育む契機となるような大会を目指しています。

日本障がい者スポーツ協会も、障がいの有無や性別、国籍の違いなど多様性を尊重し、誰もが個性を発揮して活躍できる共生社会の実現を目指して活動しており、東京2020組織委員会が速やかに、新たな体制を固め、引き続き万全な大会準備が進むよう願っています。

私どもも、安全安心な大会の開催に向けて、組織委員会をはじめ関係機関と連携し全力を挙げて取り組んでまいります。

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