【新型コロナ】横浜で2人死亡73人感染 通所介護で新たなクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は12日、70代と90代の男性2人の死亡が確認された、と発表した。10歳未満~90代の男女73人の感染が新たに確認され、2人が中等症、71人が軽症または無症状で、25人の感染経路が不明という。

 市によると、死亡が報告された70代男性は市内在住で1月12日に発熱。14日の抗原検査で陽性と判明した。22日に市内の病院に入院したが2月7日死亡した。

 都内に住む90代男性は1月25日、市内の病院に入院。肺炎症状があり、抗原検査で陽性と判明。2月10日に亡くなった。死因はともに新型コロナの感染によるものとみられる。

 クラスター(感染者集団)関連では、これまでに4人が感染している通所介護施設で新たに利用者1人が陽性と判明。市はクラスターが発生したと認定した。

 金沢病院(金沢区)で職員1人、横浜新都市脳神経外科病院(青葉区)で患者2人、有料老人ホームで利用者8人の感染が新たに判明し、感染者はそれぞれ9人、50人、20人となった。

 通所介護施設、高齢者グループホーム、特別養護老人ホームでも各1人の陽性が新たに判明した。

 市が11日までに発表した患者の区別住所地発生状況は、次の通り(毎週金曜更新)。

 ▽鶴見区=1373人▽神奈川区=1182人▽西区=685人▽中区=1373人▽南区=1585人▽港南区=1171人▽保土ケ谷区=926人▽旭区=1048人▽磯子区=849人▽金沢区=811人▽港北区=1689人▽緑区=684人▽青葉区=1258人▽都筑区=810人▽戸塚区=1064人▽栄区=348人▽泉区=544人▽瀬谷区=450人▽市外=1132人。

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