2月13日、日産自動車とニスモはモータースポーツファンイベントをオンラインで開催したが、このなかで2021年のスーパーGT GT500クラスに参戦する4台のニッサンGT-RニスモGT500のチームの陣容とカラーリングデザインが公開された。
2021年のチャンピオン奪還を目指すニッサン/ニスモは、すでに1月18日に4台のドライバーラインアップとチームを発表していたが、その際にはタイヤメーカー等の詳細は発表されておらず、2月13日、オンラインで行われたファンイベントで、その体制とカラーリングがお披露目された。
4台のタイヤメーカーについては、2020年同様NISMOとNDDP RACING with B-MAXがミシュランを使用する。一方、TEAM IMPULはブリヂストン、KONDO RACINGはヨコハマを使用する。また、オンラインイベントのなかではエンジニアも発表され、23号車MOTUL AUTECH GT-Rは中島健エンジニア、3号車CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rは宮田雅史エンジニア、12号車は大駅俊臣エンジニアが継続となるが、24号車リアライズコーポレーション ADVAN GT-Rには2020年までZENT GR Supraを手がけていた村田卓児エンジニアの就任が明らかにされた。
カラーリングについては、4台ともに2020年から大きな変更はされていないが、日産自動車のコーポレートロゴが変更されている。2021年のスーパーGT GT500クラスの4台のニッサンGT-RニスモGT500の陣容は下記のとおりだ。
2021年ニッサン/ニスモGT500クラス チーム体制
No Team Director Car Name Driver Engineer Tyre
3 NDDP RACING with B-MAX 田中利和 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 平手晃平/千代勝正 宮田雅史 MI
12 TEAM IMPUL 星野一義 カルソニック IMPUL GT-R 平峰一貴/松下信治 大駅俊臣 BS
23 NISMO 鈴木豊 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ 中島健 MI
24 KONDO RACING 近藤真彦 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R 高星明誠/佐々木大樹 村田卓児 YH
総監督:松村基宏
エグゼクティブアドバイザー:ミハエル・クルム
NISMOアンバサダー:柿元邦彦