女子プロレス界史上最大のカリスマの参戦が決定だ。１３日の女子プロレス「スターダム」東京・後楽園ホール大会で、〝スターダムのアイコン〟岩谷麻優（２７）が「マーベラス」の門倉凛（２７）とタッグを組んで、中野たむ＆ウナギ・サヤカ（３１）と対戦し、勝利。試合後にビッグサプライズが待っていた。
攻守が激しく入れ替わる展開も、岩谷組が初タッグとは思えない好連係を連発する。最後も２人同時のフランケンシュタイナーから門倉のアシストを得て、岩谷がウナギをドドンパで沈めた。
試合後には門倉が３月３日の日本武道館大会への参戦を直訴。岩谷はこれにＯＫを出すと、バルコニーで観戦していた長与千種（５６）に向かい「長与さんの試合が見たいです！」と呼び込む。
リングに上がった長与は「今日、門倉を出してもらったので出ます！（門倉は）麻優さんにあこがれてプロレスラーになったので、また上げてやってください」とこれを快諾した。
バックステージでは「（スターダムのエグゼクティブプロデューサー）ロッシー小川とは４０年の付き合い。違う団体の空気を学ぶのは大事なので、門倉や星月（芽依）を上げてくれてありがたい。少しは恩返しができるかと思うので、武道館では恥ずかしくないよう、絞めて頑張ります」と意気込んだ。
また、武道館大会ではジュリアと中野たむによる敗者髪切りマッチが行われるが、自身も１９８５年８月２８日に大阪城ホールで行われた、ダンプ松本戦で髪を切られた経験から「髪をかけるのは本当に覚悟がいる。中途半端じゃなく潔くやってほしい。苦しいし、せつないけど、しっかりと見届けたい」とエールを送った。
