【新型コロナ】川崎で1人死亡、30人感染確認 幸区の老人ホームでさらに増加

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は14日、新たに10歳未満~70代の男女30人の感染が確認され、うち50代男性1人が死亡したと発表した。12人が感染経路不明で、11人が家庭内感染。症状別では、軽症21人、無症状9人だった。

 市によると、50代男性は東京都内在住で、事故で川崎市内の病院に搬送されたが10日に死亡した。同日、検査した結果、陽性が確認されたという。

 クラスター(感染者集団)が発生した幸区内の特別養護老人ホームでは介護職の40代女性が新たに感染し、感染者は13人(職員5人、入所者8人)となった。

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