名将・ビエルサ氏〝24億円訴訟〟が泥沼化 仏1部リールと係争中

ビエルサ監督(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのリーズを率いるアルゼンチン人の名将マルセロ・ビエルサ監督(65)の訴訟が泥沼化している。

ビエルサ監督は2017年12月に解任されたフランス1部リールを相手取り訴訟を起こしている。給与の未払いや損害賠償などで訴えたが、18年に商業裁判所で敗訴。しかしその後ビエルサ氏側は上訴しており、フランスメディア「ゲットフランスフットボールニュース」によると「ビエルサは1600万ポンド(約24億円)以上でリールを訴えるために法廷にいる」と現在は24億円という莫大な額を巡って係争している。

ただビエルサ氏は「私は〝虐待〟を受けており、プレゼンテーションを完了することを許されなかった」と語っており、本人による陳述に十分な時間が与えられず不満が爆発。思うように裁判が進まずイライラが募っているようだ。

日本でも有名な世界的名将の高額訴訟はどんな結末を迎えるのか、今後の展開に注目が集まる。

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