止まらない人種差別被害…トモリが疑問を呈す「SNSに価値はあるのか?」

ACミランのイングランド代表DFフィカヨ・トモリは、選手に相次ぐ人種差別被害に言及した。

マルシアルとトゥアンゼべが人種差別被害に…マンUはSNSで怒りの声明「愚か者を嫌悪する」

ここ数週間でSNS上での人種差別が相次いでおり、チェルシーのアントニオ・リュディガー、マンチェスター・ユナイテッドのアクセル・トゥアンゼベやアントニー・マルシアルが被害に。今シーズンはミランにレンタル中のトモリは、SNSで差別と戦うためそれぞれのプラットフォームはより努力をしなければならないと訴えた。

人種差別発言が問題となったPSGvsバシャクシェヒル…UEFAが関係者を調査

「SNSがあるからこそ世界中で何が起きているか見ることが出来る。ポジティブな面はあるが、人種差別だったり罵倒されるような悪い面も存在する。SNSに価値はあるのか?なぜそのような事が起きてしまう?複雑な状況だよ。ごく一部の奴らがそこにいることで、サッカーだけでなく人生にも蔓延してしまう。ニュースやSNSでそれを見るのは悲しいよ。各プラットフォームが差別を根絶するために努力しないと。10分で偽アカウントを作ったり人種差別的コメントをするのは許されない」。

トモリがSNSの価値を訴える※写真 Jonathan Moscrop

© 株式会社SPOTV JAPAN