広島のドラ6・矢野が対外試合で安打マーク 佐々岡監督「打撃も成長している」

第1打席でヒットを放った広島・矢野

広島のドラフト6位・矢野雅哉内野手(22=亜大)が初の対外試合で存在感を発揮した。

16日のロッテ戦(コザしんきん)に「8番・遊撃」で先発出場すると、第1打席に大嶺から中前打を放つなど3打数1安打。守備でも好守を披露し「思ったよりも自分の動きができてよかった。どんどんアピールしていきたい」と手応えを口にした。

守備、走塁を買われて一軍キャンプ抜てきとなったが「強いスイングを心掛けている」(矢野)と猛練習で課題の打撃でも新境地を見せている。ルーキーの頼もしい姿に佐々岡監督は「守備面でいいものを見せてくれた。打撃も成長している」と目を細めていた。

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