純烈が7月 明治座で初の座長公演 酒井一圭「正直ビビりまくっております」

公演で1920年代のニューヨークを舞台にした芝居も披露する純烈

昨年末のNHK紅白歌合戦に3年連続で出場した4人組歌謡コーラスグループ「純烈」が、7月2日から東京・日本橋浜町の明治座で初の座長公演を行うことが17日、分かった。

2部構成で、第1部は「芝居」。1920年代のアメリカを舞台に、夢と希望の街・ニューヨークで巻き起こる恋と友情の物語を痛快に描く。

今回解禁されたビジュアルでは、洋館にたたずむ白いスーツ姿の紳士(白川裕二郎)と、楽器とマイクを片手に凜としたまなざしを向けるコーラスグループ3人(酒井一圭・後上翔太・小田井涼平)が描かれ、映画のワンシーンを彷彿とさせる世界観となっている。

第2部「歌」は自身のヒット曲をはじめ、名曲の数々を披露。瀬川瑛子、美川憲一、前川清ら豪華ゲストを迎え、明治座オリジナル演出による特別なコンサートとなる。

明治座には、19年1月に上演した「50周年記念 前川清特別公演」にゲスト出演したが、座長公演は初めて。

リーダーの酒井は「主演ということで、正直ビビりまくっております。ファンの皆さん、助けてください(笑い)。明治座は2回目の出演。前回はメンバーの脱退などありましたので、こうやって帰ってくることができてうれしく思っています」と感慨深げ。芝居については「1920年代のニューヨークが舞台ですが…さっぱり分からない!(笑い)。役作りは、これから考えていきたいです」と話した。

後上は「身の引き締まる思いです。でも、余り気負わず、お越しいただいた皆様が『面白いな』と感じていただけるような時間にできれば」。白川も「第1部は、勢いがあって輝いていた時代のニューヨークが舞台の芝居。最近『おじさんグループ』と言われていてキラキラした感じが表現できるか分かりませんが、純烈の持ち味を出していければいいなと思っています(笑い)」とコメントした。

小田井は「この作品で久しぶりにお会いするファンの方もたくさんいると思いますので、皆さんの期待に応えられるように頑張りたいです。歌だけではなくて、純烈の芝居って楽しいなと思っていただけるように、稽古にも精一杯取り組んでいくつもりです」と意気込んだ。

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