K-1の年間最大イベント「K’FESTA.4 Day.2」(3月28日、東京・日本武道館)で島野浩太朗(28)と対戦する三輪裕樹(28)が、神奈川・相模原市内で練習を公開した。
ねじり鉢巻きにラーメン二郎特製Tシャツ姿で登場すると、ミットに得意のパンチとローを叩き込んだ。三輪は「ラーメン二郎相模大野店」のスタッフでもあり「いつもこの格好で働いてます。今日も店で麺をつくってからジムに来て。練習の後は店に戻って、そのままスタッフで入る」という日々を送る。
ラーメン二郎相模大野店との出会いは2年前だった。「初めて食べたラーメン二郎がめちゃめちゃおいしくて、感動したんです。ちょうど麺をつくってた人が辞める時で、働き手を探していたらしく『どうせなら働いてみたい』と思って。やり始めたらハマっちゃいました(笑い)。最初はうまくできなかったんですけど、今は一人で麺をつくってます」
ラーメン二郎に勤務していることを5日の会見で公表したところ、反響は予想以上だった。
「食べたことがない人に『ラーメン二郎を食べてみたい』と言われてすごくうれしくて。試合に勝てばいろんな人が見てくれるじゃないですか。僕が勝って、いろんな人が『ラーメン二郎を食べてみたいな』となったら面白いと思ってます」
ただし、試合を控え大好きなラーメンを毎日食べるというわけにはいかない。
「減量に入ると、麺を打ちながら小麦粉のいいにおいがしてきて『くっそ! 勝って食うぞ!』と闘志が湧いてくるんですよ。麺をつくるのも体力を使うので筋トレになりますし。ラーメン二郎を我慢してる気持ちも、全て島野選手にぶつけたいですね。勝って食う二郎と、負けて食う二郎は全然違うんで」と闘志を燃やした。