横浜市は17日、不審なサイトに接続する現象を確認したため休止していた「イーオのごみ分別案内」サービスを再開したと発表した。市民への具体的な被害は確認されておらず、改修により安全性を向上させた。
市によると、同サービスを提供しているNTTドコモが管理するサーバーでアクセス権限の設定に誤りがあったと判明。第三者によるファイルの改ざん被害が発生したとしている。
接続先となっていた不審なサイトは「フィッシングサイト」と呼ばれる偽サイトとみられ、復旧に当たりアクセス権限の確認ツールを導入するなどして再発防止を図るという。
「イーオのごみ分別案内」は、人工知能(AI)を活用しインターネット上でごみの分別や出し方を対話形式で案内するサービス。市は通報を受けて8日に現象を確認、サービスを休止していた。