【RISE】〝汚名返上〟誓う白鳥大珠「90秒負けが俺の全てじゃない」

オンラインで練習を公開した白鳥大珠

立ち技打撃格闘技イベント「RISE ELDORADO 2021」(28日、横浜アリーナ)で原口健飛(22)と対戦する白鳥大珠(25)が〝汚名返上〟を誓った。

オンラインで練習を公開し、シャドーとミット打ちを披露。「今までの試合より楽しみながらできている。減量も練習も充実している」と笑顔をのぞかせた。

当初、2人はそれぞれタイ人選手と対戦予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で海外選手の招聘が難しくなり、国内の選手のみでの大会が開催されることになった。その結果、2019年の「WORLD SERIES」優勝の白鳥と、昨年の「DEAD OR ALIVE」トーナメント覇者の原口という黄金カードが決まった。

昨年のトーナメント決勝での対戦が予想されたが、白鳥が準決勝で敗退したため実現しなかった一戦。しかも同トーナメトで、2人の評価は一気に変わった。それでも白鳥は「前回、90秒で終わってしまったじゃないですか。あれが俺の全てじゃない。次で見せられればいいかなって。昔からなめられるのは嫌いなので、そう思っているやつを全員、手のひら返しさせてやろうかなという気持ちが強い」ときっぱり。「RISEも『世紀の一戦』くらいに言ってくれているので、そういう試合を見せたい」と口にし表情を引き締めた。

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