女子プロレス「スターダム」は１８日、１０周年記念大会（３月３日、日本武道館）の会見を行い、対抗戦を行う岩谷麻優（２７）と世志琥（２７）が火花を散らした。
先にマイクを取った世志琥は「自分は（スターダムを）辞めてから、一切上がってこなかったんですけど、辞めてからの岩谷麻優を全く知らないんで。私が知っている岩谷はポンコツで、ひきこもりで、練習もサボる、手のかかる奴だったんで、そんな岩谷がなぜ〝スターダムのアイコン〟と呼ばれるようになったのか体感したいっす」とふてぶてしく話した。
これに岩谷は「辞めた後の岩谷麻優を知らないって言ってるけど、岩谷麻優は本当に成長したし、アイコンとして女子プロレスのトップとして実力も実績も残してきました。逆に世志琥、こっちも試合見ていないです。お菓子作りしているところしか見ていないので。世志琥、逆に成長してますか？」と応じにらみ合った。
また、同じく対抗戦で激突する渡辺桃（２０）はシードリング・高橋奈七永（４２）も激しい火花。１０日のシードリング新木場大会に乗り込み、タッグ戦で高橋と対戦した渡辺が「岩のような分厚い壁のようなものを感じました。さすが倍の年齢、数倍のキャリアの持ち主だと思いました。だからこそ女子プロレス世代交代をしないといけないと思います」と意気込むと、高橋が「お母さん何歳？」と質問。これに渡辺が「今年３８になります。お母さんより年上の人を蹴りまくるって、かわいそうな気がしてきましたね」と応じると高橋は「私を誰だと思ってるんだよ。４２歳の立派なレスラーなんだよ」とブ然としつつ、こき下ろし、つかみあいに発展して慌ててスタッフが止めに入った。
対抗戦らしい殺伐とした空気がただようが、４人は無事で済むだろうか。
