デーブ・スペクター氏 コロナワクチン“空打ち”にあきれる「無責任で非道」

デーブ・スペクター氏

新型コロナウイルス感染者が1000万人を超えたブラジルのリオデジャネイロで、とんでもない行為が流行中だ。新型コロナのワクチン注射を〝打ったフリ〟する空(から)打ちが横行しているという。昼の情報番組「ワイドスクランブル」(テレビ朝日系)が19日、伝えた。

地元の大手紙が報じたところによると、看護師が95歳の高齢女性に、ワクチンの入っていない空の注射器の針をさした。また、ワクチンの入った注射器の針だけさして、投与しないケースもあったという。使用しなかったワクチンを転売、横流しするのが目的とみて、当局が捜査している。

テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏は「転売があるって聞いていますけど、ワクチンの横流しがあったとしても、打つフリをすることは、非常に無責任で非道ですね。よくもこんなことできるなと」とあきれた様子で非難した。

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