ビリー・アイリッシュ恐怖のストーカー被害 「君は死ぬ」脅迫状を送りつけた男に接近禁止令

ビリー・アイリッシュ㊧(ロイター)

米歌手ビリー・アイリッシュ(19)に対して過去数か月にわたり繰り返し脅迫状を送るなどストーカー行為をしたとして、ロサンゼルスの裁判所はこの男性に同歌手に近づくことを禁止する命令を下した。米芸能サイト「TMZ」が18日(日本時間19日)報じた。

同サイトによると、ジョン・ハールという男性は昨年夏ごろからロスにあるビリーの自宅前の学校敷地内に居座り、ビリーの行動を見張ったり、脅迫する内容の手紙を送りつけたりしていた。

1通の手紙には「君の望み通りにはいかない。もし君の望むことが僕のために死ぬことだったら別だが…分かってるよね、もうすぐ水位は上がり、君は死ぬんだ」などと書かれていた。

男性はまた、ビリーと目が合う度に喉をかき切るようなジェスチャーをするなど、恐怖心をあおるような行動を繰り返したとしている。

裁判所はビリーの身に危険が及ぶ可能性があるとして男性に対して200ヤード(約183メートル)以内に接近することを禁止する命令を出した。TMZは関係者の話として、ロス市警が捜査を始めたが、まだ逮捕に至っていないと伝えた。

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