田中将大 8年ぶりの国内実戦登板も日本ハム・中田に被弾 初回3失点スタート

登板前のキャッチボールをする楽天・田中

楽天・田中将大投手(32)が20日、日本ハムとの練習試合(金武)に実戦初登板し、4番・中田翔内野手(31)に復帰後初被弾となる3ランを浴びた。

立ち上がり、先頭の松本剛を外角スライダーで空振り三振。順調に滑り出したかに見えたが、2番・中島にストレートを中前、3番・西川に初球ストレートを右前に運ばれ一死一、二塁のピンチを背負うと、4番・中田に2ー2から抜け気味のスプリットを合わされ左翼スタンドに先制の3ランを放り込まれた。

前回在籍時に通算54打数10安打(打率1割8分5厘)、1本塁打、15三振と相性のよかった相手に被弾。今回はテーマとして「ボールをしっかり制球すること」「いいフォームで投げること」「真っすぐの精度」を挙げていた。

田中の初回の投球内容は打者7人に28球を投げ、4安打3失点、1奪三振だった。

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