【DDT】秋山準ヘッド 所属初戦で無念黒星「まだダメージが残っているから」

味方の劣勢でカットに入る秋山(左)

DDTの20日・成増アクトホール大会で、KO―D無差別級王者でヘッドコーチに就任した秋山準(51)が所属初戦を白星で飾れなかった。

自ら率いる準烈メンバーの大石真翔、岡谷英樹と組み、ダムネーションの佐々木大輔、遠藤哲哉、高尾蒼馬組と対戦した。序盤から両軍ハイテンションで激突し、6人が入り乱れる熱戦を展開。しかし終盤、岡谷がつかまり集中攻撃を浴びると、最後は高尾のダイビングフットスタンプのエジキとなり、3カウントを奪われた。

惜しくも〝初陣〟を飾れなかった秋山は「正直まだダメージが残っているから」と苦笑い。激闘の末に遠藤を破った14日川崎大会の疲れが残っているようだったが、改めて所属になっての意気込みを問われ「気合は入りましたけど、前から『DDTのために』という気持ちでやってましたから。ヘッドコーチというポジションをもらいましたので、これから選手たちにはリングだけでなく発信も含めてプロレスなんだよというのを伝えていきたいです」と話した。秋山ヘッドの今後に注目だ。

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