生活困窮世帯を中心に食材を無償提供する県内のフードバンクへの支援依頼が新型コロナウイルスの感染拡大で急増している。雇用環境の悪化による収入減などを背景に、都城市の「みやこのじょうこども宅食」の支援先は昨年7月の発足時の7世帯25人から約7倍の48世帯190人となっている。生活支援に確実につながっているが、利用世帯が増えることにより食材や資金、ボランティア人材の不足が大きな課題となっている。
コロナ禍で生活困窮 県内フードバンク利用急増
- Published
- 2021/02/21 10:00 (JST)