中日OB・吉見一起氏が4年目右腕・石川翔を猛プッシュ「一軍で十分に通用する」

中日・石川翔

中日OBでプロ野球評論家の吉見一起氏(36)が21日、CBCテレビの「サンデードラゴンズ」にVTR出演。4年目の石川翔投手(21)をイチ押し選手に挙げた。

沖縄・読谷の中日二軍キャンプを取材した吉見氏はドラフト1位の高橋宏斗投手(18=中京大中京)や2位の森博人投手(22=日体大)らをチェック。中でも気になったのが石川翔で「ボールの強さや勢いは飛び抜けたものがある。これまではそれを生かし切れていなかったが、このキャンプで見た限りではまとまっていた」と評価。「フォームの再現性というか常に同じ形で投げられるようにすれば、もっともっとまとまってくる。一軍で十分通用すると思います」と能力の高さに太鼓判を押した。

石川翔は2017年のドラフト2位で中日に入団。150キロを超える速球が魅力で将来のエース候補と言われてきたが、右ヒジの故障もあってこれまでの3年間、一軍登板はわずか1試合のみ。ドラゴンズ黄金時代を支えた元エースの見立て通り、今季は大ブレークとなるか。

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