JR東海 緊急事態宣言の延長で利用低迷、通期の純利益は2340億円の赤字に

 

 東海旅客鉄道(株)(TSR企業コード:400772817、名古屋市、東証1部)は2月22日、2021年3月期(連結)の業績予想を下方修正し、当期純利益が当初の予想から420億円悪化の2340億円の赤字になりそうだと発表した。緊急事態宣言の延長により鉄道の利用低迷が響いた。

 2021年3月期(連結)の業績予想は、売上高7930億円(前期1兆8446億4700万円)、営業利益2440億円の赤字(同6561億6300万円の黒字)、当期純利益2340億円の赤字(同3978億8100万円の黒字)と新型コロナの影響が重い状況が続いている。

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