神奈川県平塚市出身のアーティストがデザインした婚姻届が、同市役所市民課で配布されている。隅に色鮮やかなバラが描かれ、祝福ムードを演出。新婚夫婦の新たな門出に、文字通り花を添えるデザインとなっている。
同市は昨年3月まで、七夕まつりをイメージしたご当地婚姻届を使用していたが、廃止後に市民から惜しむ声が寄せられたという。そこで、同市のPRに一役買っている地元のアーティスト・オノルイーゼさんに新デザインを依頼。赤や青、オレンジなどがバランス良く配色され、植物などを生き生きと描くオノさんらしい華やかなデザインに仕上がった。
市の担当者は「新婚さんの気持ちがさらに明るくなればうれしい。新型コロナウイルスに負けずに、幸せな新婚生活をスタートさせてほしい」と話している。