アニソン伝道師・影山ヒロノブ「おいおい、犯罪者じゃないんだから」 還暦祝福に照れ笑い 

左から遠藤正明、奥井雅美、影山ヒロノブ、きただにひろし、福山芳樹

歌手の影山ヒロノブ(60)がリーダーを務める「JAM project」が23日、TOHOシネマズ六本木で行われた映画「GET OVER ―JAM Project THE MOVIE―」(26日から3月11日まで2週間限定ロードショー)プレミア上映会に登壇した。

世界に日本の「Anison(アニソン)」を広めた開拓者であり、〝レジェンド〟と称されるスーパーユニット「JAM project」。結成20周年を記念し、2019年の結成記念LIVEから約15か月に渡り長期密着をした初のドキュメンタリー映画となっている。

登壇した影山は「緊張してますよ。もちろん映画に出るの初めてだし、プレミア上映会とか44年ぐらい業界にいますけど、今日が初ですからね」とめずらしく緊張した面持ちだった。

さらにトークの途中には、大澤嘉工監督がサプライズで登場し、18日に誕生を迎えた影山に(年齢と同数の)60本のバラをプレゼントした。メンバーの福山芳樹(57)から「身内からついに還暦を出したかと思うと、すごい感慨深いものがあります」とイジられると「おいおい、犯罪者じゃないんだから」と照れ笑いを浮かべた。ほかのメンバーからも「こんなにパワフルでポジティブな還暦はいない」と祝福の言葉を送られた。

映画の見どころについて「俺たちってファンのみんなにとって力強い兄貴であったり、変なおじさんだったりする。そんな俺たちから、みんなに送るエールだと思ってほしい。いつまでも夢を追いかけないといけないし、どんなに苦しくっても、それを乗り越えて行くことが人生の中で一番楽しいこと」と最後は〝兄貴らしく〟締めくくった。

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