怪物FWハーランドにマンU監督が公開ラブコール「私はエーリングと連絡を取り合っている」

去就が注目されるハーランド(右=ロイター)

イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドのオーレグンナー・スールシャール監督(47)が、去就が注目されるドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)に公開ラブコールだ。

25日に行われる欧州リーグ(EL)のレアル・ソシエダード(スペイン)戦を前に会見したスールシャール監督は、ノルウェー1部モルデ時代に指導した愛弟子のハーランドについて「私はエーリングと連絡を取り合っている。彼が現在のような素晴らしい選手になったのを見るのはうれしい。私は彼に最高のことを願っている。彼の人生がどう進んでいくのか見ていこう」とハーランドとの強固な絆を猛アピールした。

ハーランドを巡ってはスペイン1部レアル・マドリードやバルセロナのほか、同じプレミアリーグのライバルであるマンチェスター・シティーやチェルシー、リバプールなどによる大争奪戦が展開されている。マンチェスターUはやや劣勢とみられる中、指揮官は愛弟子との特別な関係を強調することで本人や周囲に熱意を届けた格好だ。

「彼について語りすぎるのは失礼だと思う」としながらも「実際のところ、エーリングは最高の選手だ」とハーランドへの〝愛〟が止まらないスールシャール監督。公開ラブコールが注目ストライカーの去就を左右することになるか。

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