PSGレオナルド氏 エムバペ、ネイマールらとの契約延長に手応え

フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の強化責任者を務めるレオナルド氏が、去就が注目される同国代表FWキリアン・エムバペ(22)などとの交渉の進ちょく状況を説明した。

スペイン紙「マルカ」によると、レオナルド氏が25日に講演を行った際に主力選手たちとの契約延長交渉の最新状況を明かした。

現行契約が来夏までで今夏の移籍市場へ向けて大争奪戦が展開されているエムバペについては「彼の立場はますます重要になっている。彼にはすでに責任がある。私たちは長い間、話し続けてきた。良い対話ができている。私たちの立場は明確であり、何を望んでいるのかも理解している。私たちはすぐにその決定が下される瞬間に到達する」と語り、間もなく契約延長で合意に至る手ごたえを感じているようだ。

同じく来夏までの契約のエースFWネイマール(28)に関しては「ネイマールとも話をして順調に進んでいる。契約はまだ締結されていないが、目標はできるだけ早くそれ(話し合い)を終わらせることだ」とこちらはすでに契約延長が既定路線ですんなり決着しそうだ。

また、ともに今夏で契約が切れるFWアンヘル・ディマリア(33)とDFファン・ベルナト(27)も「彼らとも話をしていて、4人と契約延長したいと考えている」との方針を示した。一方で契約が今夏までのドイツ代表FWユリアン・ドレクスラー(27)については「最近出場機会が少なくなっているドラクスラーとの会話は少なくなっている」と退団する見通しのようだ。

PSG側はエムバペの契約延長に自信を深めているが、本人がどのような決断を下すのか注目が集まる。

© 株式会社東京スポーツ新聞社