【カーリング】フジヤマペアが今大会初黒星 山口「厳しい試合になった」

今大会初黒星となったフジヤマペアの藤沢五月(©JCA-IDE)

カーリングの日本混合ダブルス選手権4日目(26日、青森・みちぎんドリームスタジアム)、2年ぶり3度目の優勝を目指す藤沢五月(29=ロコ・ソラーレ)、山口剛史(36=SC軽井沢クラブ)組は、吉田知那美(29=ロコ・ソラーレ)、清水徹郎(33=コンサドーレ)に7―8で敗れた。

序盤から一進一退の攻防が続く中、4―6で迎えた第7エンド(E)3点を奪い、逆転に成功した。しかし、先攻で迎えた最終第8Eに吉田、清水組に2点を許し、今大会初黒星を喫した。悔しさの残る試合内容に、藤沢はすぐさま夜間練習を開始。取材に応じた山口も「苦しい展開が前半から続いた。厳しい試合になった」と顔をしかめた。

今後に向けて、山口は「藤沢さんとも話したが『いい負けだった』っていうことで、課題はたくさん残っているが、イレギュラーなことがあったときにすぐ対応できるようにしたい。調子自体は非常にいい。この調子をさらに上げて、今日の課題を克服できるようにやっていきたい」と前を向いた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社