引退する松田国英、田所秀孝調教師の管理馬がシ烈なワンツーで花添える

28日に引退する松田国英調教師と田所秀孝調教師の管理馬がシ烈なワンツー決着を演じた。

27日の阪神競馬7R(4歳以上1勝クラス、ダート1200メートル)でゴール前の接戦をハナ差で制し、松田師の引退に花を添えたのは幸騎手騎乗のトライハード(牝4)。愛馬を笑顔で出迎えた松田師は「この後もまだありますが、ひとつ勝てて良かったです」と晴れやかな表情を浮かべながら、ジョッキーや厩舎スタッフたちと記念撮影を行った。

惜しくも2着となったニシノダンテ(牡6=和田竜騎手騎乗)の田所師は「よく頑張ってくれました。大声の歓声は控えていたけど、さすがに今回は出たね」と興奮した様子。レース後にはかつての弟子だった西村淳也騎手と北村浩平=現・須貝厩舎調教助手がトレーナーを出迎え、感謝の言葉とともに記念の花束やプレゼントを手渡した。

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