鎌倉の宝飾美術館計画、白紙に　野村総研跡地、事業者辞退

Published
2021/03/01 19:31 (JST)
野村総合研究所跡地に立つ本館。施設新設に伴い、取り壊される（鎌倉市提供）

　野村総合研究所の本社跡地（神奈川県鎌倉市梶原4丁目）活用を巡り、鎌倉市は1日、優先交渉権者に選定していたアルビオンアート（福岡県）が交渉権を辞退したと明らかにした。コロナ禍で出資者確保が困難となり、宝飾美術館などの開館を目指した計画を撤回したという。

　市によると、2月24日に辞退届を受け付けた。市は公募で次点だった事業者に協議を申し入れている。

© 株式会社神奈川新聞社

政治行政 跡地利用 美術館

カナロコ by 神奈川新聞

カナロコは、神奈川新聞社が運営するニュースサイトです。神奈川県唯一の地方紙として、県内各地に取材網を張り巡らし、事件・事故や政治行政、経済、スポーツ、文化、地域の心温まる話題など豊富に発信しています。

関連記事