2日の天気 雨・風強まり春の嵐 北海道は大雪・猛ふぶきに警戒 寒暖差にも注意

 きょう2日(火)は全国的に雨や雪で風が強まり、春の嵐となりそうだ。北日本は北海道を中心に大雪や猛ふぶきになるおそれがあり、荒れた天気に警戒が必要となる。
 また、日中は暖かい所でも、夕方以降は一気に気温が下がるため、寒暖差にも注意が必要だ。

全国的に荒天 北海道は猛ふぶきのおそれ

 発達しながら進む低気圧や前線の影響で、全国的に雨や雪となり、風が強まって荒れた天気になるおそれがある。
 午前5時現在、西日本にはまとまった雨雲がかかっているが、このあとも午前中を中心に激しい雨や雷雨になる所がありそうだ。落雷や突風、土砂災害や河川の増水、低地の浸水などに注意、警戒が必要となる。

 関東など東日本は午後から本降りの雨となり、北日本は夜にかけて雨や雪となりそうだ。風が強まり、横殴りの雨やふぶきになる所もある見通し。
 また、北海道はすでに広く雪雲がかかっているが、このあとも雪が続き、大雪になる所もありそうだ。風が強く、猛ふぶきになるおそれがあるため、警戒が必要となる。

暖かさから一転、午後は冷たい北風に

 昼ごろまでは南よりの風が吹くため、気温は高い状態が続く。ただ、午後になると、次第に風向きが北よりに変わり、冷たい空気が入ってくる。
 特に夕方以降は一気に気温が下がり、夜は朝よりも寒くなりそうだ。寒暖差が大きくなるため、服装選びや体調管理に注意が必要となる。

(気象予報士・多胡安那)

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