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長崎県西彼長与町斉藤郷、法妙寺(持永海鳳住職)の山手にある早咲きの「大漁桜」が見ごろを迎えた。お堂の屋根と、春を思わせるピンクのコントラストが目を引いている。
同寺によると、約10年前、長崎市のNPO法人「ながさき千本桜」から苗20本が贈られ、植樹した。数年で花が付き、今年は2月10日ごろ咲き始めた。かれんな花が枝いっぱいに広がり、時折、メジロなどの野鳥が蜜を求めて訪れる。見ごろは3月上旬まで。
寺の中からもよく見えるといい、同寺は「新型コロナ禍の中、花を見て少しでも心が癒やされれば。気軽に訪れてほしい」と話している。