汚職容疑で逮捕されたバルセロナ前会長バルトメウ、留置場で一晩過ごし釈放される

 バルセロナ前会長のジョゼップ・マリア・バルトメウは汚職容疑でカタルーニャ警察に逮捕され、翌日に釈放された。

バルセロナ前会長バルトメウが逮捕…選手や会長候補を中傷した“バルサゲート”事件で

 昨年バルトメウはリオネル・メッシやジェラール・ピケといった現選手やOBに対し、第三者の企業に金銭を支払いSNS上で誹謗中傷の投稿を促した疑惑が浮上。通称“バルサゲート”と呼ばれた事件はメッシ退団表明の大きな要因の一つとなり、同選手の残留に成功するもバルトメウは不信任投票の結果を待たずして会長職から辞任した。汚職容疑でバルトメウを含む4名が警察署で一夜を過ごし、法廷で証言しない権利を行使した事で地元裁判所と合意となり、2日に釈放となっている。次期会長候補のジョアン・ラポルタはバルトメウらを激しく糾弾していて、同件はまだまだ尾を引く事となりそうだ。

汚職容疑で逮捕されたバルトメウが釈放※Photo Tim Clayton - Corbis

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