【東京女子】「衣装から何から負けた」伊藤麻希 3・3スターダム観戦で新たな野望!

伊藤麻希

東京女子プロレスの伊藤麻希(25)が、ジェラシーを武器に米国マット進出を狙う。

山下実優(25)とのタッグ「121000000(ワントゥーミリオン)」で臨む「第1回〝ふたりはプリンセス〟Max Heartトーナメント準決勝&決勝」(6日、東京・練馬coconeriホール)に向け「まずは準決勝の『享楽共鳴』(中島翔子&ハイパーミサヲ)に集中。そこを乗り越えれば、勝ったことある相手なので問題ない」と豪語する。

「プライベートでは全く会わないし、しゃべるのも合体技を考えるときだけ」という山下とのタッグだが、「組んでみたら面白かったし、リング上ではフィーリングが合うと思ってるんで、デスティニーです。優勝してタッグベルトを取りにいきますよ!」と息巻いた。

先月は米AEW女子世界王座への挑戦権をかけた日米トーナメントに出場。1回戦敗退となったものの「話を聞いたときは興奮して寝れなかった。うれしいっていう気持ちと、期待に応えなきゃっていうプレッシャーもすごくて、1週間ぐらいずっと体調悪かった」と振り返る。

特に海外ファンの反響はすさまじく「参戦が発表された時点でツイッターのフォロワーが1万人増えて、試合の後もまたそれぐらい増えた。米英でトレンド入りしたぐらいだったので、この熱が冷めないうちに行きたいです!」とAEW行きへの思いを強めている。

一方、3日のスターダム日本武道館大会には大きな刺激を受けた。「見てたんですけど、衣装から何から負けたっていうか、心がかき乱されちゃって途中でやめました。特に武道館はアイドル時代に立てなかったっていうのもあるから、東京女子でこの場所に絶対立ちたいと思いましたね」。武道館進出が新たな目標になった。

「キャラも大事にしなきゃいけないけど、実力の部分もまだまだ上げていかないと」。一度どん底を味わっているだけに、決してテングにはならない。ここから伊藤麻希旋風を巻き起こせるか注目だ。

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