![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/741305312637665280/origin_1.jpg)
統一デザインのマスクで、学校全体で感染症対策に取り組む意識を高めようと、長崎県諫早市立石町の県立諫早農業高が「諫農オリジナルマスク」を作製した。
生徒らでつくる保健委員会がマスクのデザインや色を校内で募集。98点の応募作品の中から、環境創造科3年の岩永志己さん(18)の作品を投票で選んだ。
完成したマスクは、濃紺の生地に白文字で「KANNO」と校名をデザイン。不織布と同等の効果があるとされる、ポリエステルとポリウレタンの混紡生地を使用した。岩永さんによると、年齢や性別を問わず使いやすいよう、シンプルでスタイリッシュなデザインにこだわったという。
同市小長井町の縫製業「美泉」に千枚を発注。出来上がったマスクを生徒や職員に配った。3月1日の卒業式で全員が着用した。
岩永さんは「地域の皆さんに諫農の取り組みをPRできればうれしい」と話した。