怪物FWハーランド いとこも「絶対的ゴールマシン」で欧州強豪クラブが関心

勢いが止まらないハーランド(右)(ロイター)

今夏の移籍市場の目玉となっているドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)だが、〝いとこ〟も大物ストライカーとして注目を集めている。

英メディア「スポーツバイブル」は「ハーランドのいとこも絶対的なゴールマシンで、一族の遺伝子には特別な何かがあることを示唆している」と報じた。

ハーランドのいとこというのは、ノルウェー1部モルデに所属するFWアルバートブラウト・チャーランド(17)。2月11日に17歳になったばかりで現在はユースチームでプレーしているが、昨年1月の加入後から公式戦37試合で64ゴールと驚異的な決定力を見せており、トップチームへの昇格が検討されている。

ノルウェー3部ブリンから1部モルデへ移籍したキャリアはハーランドと同様。186センチと長身ながら足元の技術も兼ね備えるプレースタイルに加えて「同じスリックバックの髪型でブロンド、そびえ立つフレーム、そして仲間を見つめる目」と同メディアが指摘するように見た目もそっくりだ。すでに欧州各国の強豪クラブが関心を寄せ、ノルウェー代表も近い将来の招集を検討しており「今後数年間で、ハーランドの親戚が彼と同じ足跡を辿っても驚きはない」と同メディアは期待を寄せている。

ハーランドには別のいとこでノルウェー1部の強豪リールストロムに所属するMFジョナタンブラウト・ブルーネス(20)もおり、今後が嘱望されている。〝ハーランド一族〟が欧州サッカー界を席巻する日が来るかもしれない。

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