スペイン１部バレンシアの韓国代表ＭＦ李康仁（イ・ガンイン＝２０）が〝ライバル〟の同１部ヘタフェの日本代表ＭＦ久保建英（１９）に対する思いを激白した。
李と久保は同じ２００１年生まれで育成年代をスペインで過ごし、プレースタイルや体格も似ていることから常に比較されてきた日韓のライバルとも言える関係。両者が直接対決した２月２７日の試合は〝日韓至宝対決〟と大きな注目を集めた。
そうした中、李が久保とのライバル関係について口を開いた。
韓国のスポーツ専門テレビ局「ＳＰＯＴＶ」のインタビューで李は、久保の印象について「子供の頃から見ていた。本当に良い選手。特長が多く、素晴らしい選手だ」とその実力を高く評価した。
そして、常に久保と比較されることについて「久保は久保、私には私のそれぞれにしかない長所がある。お互いに良い姿を見せていけば、さらに発展することができる。ファンも多くの関心を持つことがあるだろうが、プレッシャーはない。そのような良い選手が多かったら、それは良いことだろう」。それぞれの違いを客観的に見つつ、周囲の喧騒をまるで楽しむかのような余裕たっぷりの口ぶりだ。
同局は「日韓両国は、二人の選手の活躍を見守っている」。今後も両国のファンやサポーターから２人の動向に熱い視線が注がれそうだ。
