〝ドタキャン〟で話題の今井絵理子氏 3・21自民党大会で菅首相と「党歌」共演へ 

今井絵理子議員

元「SPEED」メンバーで、自民党の今井絵理子参院議員(37)が、第88回党大会(3月21日で調整)に向けて存在感を示している。

今井氏は9日、同党青年局、女性局の「多様性を大切にする政策」で、きこえない・きこえにくい人たちとの共生社会に向けて、党内で手話への関心が高まるように党歌「われら」1番の手話言語版の制作に参加していたことが分かった。

コロナ禍の中で行う党大会は、各支部連合会とオンラインでつながれ、フィナーレで全国の青年局、女性局と一緒に手話言語版「われら」を歌う予定になっている。

「今井氏は青年局、女性局それぞれで作られた『党歌』手話練習用動画に登場しています。大会当日は会場の菅義偉首相らも一緒に手話を実演し、党歌を今井氏らと歌い、党として多様性重視を示す機会になることでしょう」(自民党関係者)

一方、今井氏は森田健作知事の任期満了に伴う千葉県知事選(21日投開票)で、自民党推薦候補の「応援弁士」を務める予定だったが、当日に「体調不良のため欠席する」とツイッターで報告していた。今回のドタキャンについて、ネット上では「タレント議員は辞めてくれ」といった批判や「ゆっくり休んでください」と体調を気遣う声が入り交じり、結果的に注目を集めている。

「今井氏は党の孤独対策、子ども家庭庁創設に向けた勉強会に積極的に参加して存在感をアピールしています。衆院選でも各陣営から応援弁士のリクエストが多くなるでしょう」(前出の関係者)

党大会では菅首相との「初合体」が話題を集めることは必至。さらに党内で存在感を増しそうだ。

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