テレワーク導入を試行 新年度から一部部署 佐世保市議会

 定例佐世保市議会は10日、個人質問を開始し、6人が登壇。市は新年度、テレワークを一部の部署で試行的に導入する方針を明らかにした。鶴大地議員(自民市民会議)に対する答弁。
 市情報政策課によると、個人情報の取り扱いが比較的に少ない総務部と企画部での導入を予定。新型コロナウイルスが今後感染拡大した場合に備え、市庁舎外で業務が可能な体制づくりを進める。
 新年度に各部署の意向や状況を把握。可能な部署からノートパソコンを貸し出し、自宅で利用できるようにする。試行を通じてテレワークに必要な機能やルールなどを検討。2022年度の本格導入を目指す。
 田所和行総務部長は「使い勝手やセキュリティー対策などの検証を十分に行い、勤務体制の在り方などについても準備を進めたい」と述べた。

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