G大阪と合意のウェリントンがフルミネンセと契約を解除

ウェリントン・シルバ(ロイター)

ブラジルメディア「UOL」は10日、同国1部フルミネンセのMFウェリントン・シルバ(28)がクラブと契約を解除したと報じた。

すでに1月にG大阪との契約合意が伝えられており契約は6月末となっていたが、同メディアによると、フルミネンセはウェリントンに対して給料未払いなどの負債があり、G大阪が肩代わりする代わりに移籍金なしで契約解除に至ったという。新型コロナウイルスの影響で日本への入国制限が続いているが、解除され次第、来日すると伝えている。

U―21ブラジル代表にも選出されたウェリントンはフルミネンセから2011年にイングランド・プレミアリーグのアーセナルに移籍。しかし出場機会はなく、スペインのレバンテやアルコヤーノ、ポンフェラディーナ、ムルシア、アルメリアなどでプレーした。15年はイングランド・チャンピオンシップのボルトンに所属し、16年にフルミネンセに復帰。18年にはレンタル移籍でインテルナシオナルに加入した。

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