福島出身の竹内愛紗 3・11に1か月ぶりインスタ更新「今日という日を忘れずに」

竹内愛紗

福島県いわき市出身の女優・竹内愛紗(19)が11日、約1か月ぶりにインスタグラムを更新。東日本大震災から10年の節目の日に、トラウマを抱えていることを告白しつつ、前を向くことを誓った。

竹内は「皆さん、おはようございます。久しぶりの投稿になってしまい、すみません。今日は、東日本大震災から10年目ですね」と切り出すと「私は福島県出身で、震災を経験した当時は小学校3年生、9歳でした。私が住んでいたところは福島でも沿岸部だったので地震、津波、共に経験しました」と続けた。

そして「当時は何が起こっているのか、これからどうなってしまうのか、次地震はいつ来るのか、帰る家は大丈夫なのか。
何も分からず、毎日恐怖との戦いでした。電気も、水も、ガスも、全て止まってしまい、寒い中過ごす日々はとても辛かったのを今でも覚えています」と被災の思い出をつづった。

9歳で経験したつらい思いは、今も心に刻まれている。「きっと、東日本大震災でトラウマを抱えてしまった人も沢山いると思います。私もその1人です。今でも、少し揺れるだけで恐怖を感じ、10年前の今日を思い出します」と打ち明けた。

最後に「私はこのことから目を背けたくなりますが、きちんと受け止めて次の世代へ発信していくことも大事だと思います。そして私は今日という日を忘れずに毎日大切に過ごしていきたいです」と前を向いた。

フォロワーからは「応援してますよ」「愛紗ちゃんの活躍が復興支援にも繋がっていくことを願ってます」「皆の希望であって下さい」「発信してくれてありがとう」「愛紗さんの頑張りや笑顔で励まされる人たちがたくさんいると思います」など、温かいエールが多数寄せられた。

竹内の所属事務所スウィートパワー(スパイスパワー)は昨年、スタッフの大量離脱、イケメン俳優・高杉真宙(24)の退社騒動が伝えられ(今春退社予定)、今月9日には元「KARA」の知英(27)との契約を解消した。

10日には岡田直弓社長(53)が所属女優に“セクハラ”していたと「週刊文春」で報じられた(ス社は事実無根と否定し法的措置を検討)。

竹内は引退した堀北真希さん(32)、結婚した桐谷美玲(31)の後を継ぐと期待される大型新人。このところインスタ更新がなく、ファンに心配されていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社