〝IQレスラー〟こと桜庭和志(51)がゼネラルプロデューサーを務めるグラップリングイベント「QUINTET FIGHT NIGHT 6 inTOKYO」が12日、東京・EX THEATER ROPPONGIで行われ、桜庭の長男・SAKU Jr.(22)がエキシビション戦に参戦した。
桜庭と同郷・秋田の若手柔術家の鈴木和宏(27)との、8分間で双方いずれかが一本を取っても、改めて中央から試合を再開する「Special Iron Man Match」ルールで対戦したSAKU Jr.は、いきなり1分半過ぎに桜庭が乗り移ったかのようなキムラロック(腕がらみ)で一本を奪った。
その後は一進一退の攻防が続いたが、残り2分15秒のところでヒザ十字固めを決められてタップ。最後は腕ひしぎを狙いにいったところを逆に取られるも、時間切れとなり、互いに一本ずつ取る結果となった。
試合後には父・桜庭が登場し、春に大学を卒業するSAKU Jr.の「卒業セレモニー」が突然開催されるという〝桜庭劇場〟状態に。場内に「仰げば尊し」が流れ、客席で応援していた大学の同級生7人を呼び込むと「皆さん22年間よく頑張りました。これからは社会に出て、立派なカッコいい大人になってください」とエールを送るとともに、一人一人に小さなトロフィーを贈呈していた。