巨人・原監督が〝喝!〟 増田大のけん制死に「ギャンブルプレーは反省」

8回に牽制死となった巨人・増田大(中)

巨人の原辰徳監督(62)が12日に、オリックスとのオープン戦(京セラ)で、試合終盤にけん制死となった増田大へ、反省を促した。

試合の局面を左右するシーンで、またもや走塁ミスが出た。1点リードの8回一死二塁、何としても追加点が欲しい指揮官は、秋広の打席で二塁走者・大城の代走に増田大をコール。快足をもってして、長打が出れば本塁生還が見込めるシーンだったが、三盗を狙い大きくリードを取っていた隙をつかれ、山本の二塁けん制に間に合わずにタッチアウトとなった。

結果的に試合には勝利したものの、ミスを犯した直後の守りで頓宮の2ランから一時逆転を許すなど、試合の主導権を一度は明け渡す格好に。これには指揮官も「一死二塁で三盗は非常に大きなプレーになるけど、やっぱり成功率というのはとっても重要な部分ですよね。あそこでギャンブル的なプレーで行くというのは、少し反省するところはあるでしょうね」と、お灸をすえた。

3日のヤクルト戦(東京ドーム)でも、一時同点となる適時打を放つも、直後に走塁死となった吉川について「相当なる遮断。ボーンヘッドと言われても仕方ない」と断罪したばかり。確かな勝利をつかみ取るためにも、塁上での冷静な判断力が〝ヤングG〟には求められる。

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