環境保全へ情報交換 宮崎市団体など活動報告

 自然環境の保全やSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取り組みについて情報交換する「森里川海ネットワーク形成会合」は12日、「みやざきの流域圈から考えるSDGsのタネさがし」をテーマにオンラインで開いた。宮崎市のNPO法人・大淀川流域ネットワークなど3団体が活動事例を報告。企業、団体から26人が参加した。 環境保全活動の推進拠点として環境省が設置している「九州地方環境パートナーシップオフィス」(熊本県)が主催し、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」で初めて開催した。 同ネットワークの担当者は、行政や企業と連携した環境保全活動、川での自然体験会などのイベントを紹介。昨夏の大淀川河川敷の清掃活動に、企業や学校などから800人以上が集まったことなどを説明した。 参加した宮崎銀行経営企画部の三浦聖(ひづる)さん(40)は「団体の枠を超えた連携が大事と感じた。今後もSDGsの達成のため活動していきたい」と話していた。

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