【3月場所】正代が横綱・白鵬戦へ気合十分「それまでに多くの星を重ねたい」

正代

大相撲3月場所(東京・両国国技館)の初日を翌日に控えた13日、大関正代(29=時津風)が電話取材に応じた。

この日は基礎運動などで調整。2日前まで幕内豊山(27)と相撲を取って体を仕上げてきた正代は「万全というか、まあ可もなく不可もなくという感じです」と淡々と語った。

初場所後に前師匠(元幕内時津海=47)が協会を退職し、時津風親方(36=元幕内土佐豊)が部屋を継承して迎える初の本場所。それでも正代は「師匠が代わったからといって結局やってきたことは変わらないので。いつも通り成績を残せたらいい」と自然体を強調する。

そんな時津風親方は10日が36歳の誕生日だった。しかし、新型コロナ感染対策で本場所の2週間前から原則外出禁止のため「今は物を準備することができないので。場所が終わって何か用意できれば」と大関。まずは土俵で存在感を示すつもりだ。

今場所は横綱白鵬(36=宮城野)が4場所ぶりに出場する。正代は「当たるとしたら後半になると思うので、それまでになるべく多く星を重ねておきたい」と気を引き締めた。

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